アンコール・ワット(カンボジア)
12世紀前半にヒンドゥー教寺院およびクメール王の墓として建てられ、同世紀末には仏教寺院として用いられるようになりました。大寺院ですが、それでも広大な古代都市遺跡のほんの一部分にすぎません。アンコール・ワットの寺院部分は、アンコール・トムの都市・宮殿部分から分離されています。この地域にはさらに何百もの遺跡があり、そのすべてが古代アンコール帝国の都市の一部だったのです。
現在は香港などアジアの主要都市から国際便が毎日運航されており、シェムリアップや同市の寺院・遺跡へは比較的アクセスしやすくなりました。